独立記念日 [メキシコ]
1810年のこの日、メキシコ・ドロレス教区のミゲル・イダルゴ神父がメキシコの独立を訴える演説を行い、最後に「メキシコ万歳!」と叫んだ。これによりメキシコ独立革命が始った。
メキシコは300年近くスペインの圧制に苦しめられていた。独立宣言等が行われた日ではないが、この日が独立記念日とされ、メキシコ全土では前日からお祝いが行われる。イダルゴ神父の叫びは「ドロレスの叫び」と呼ばれ、この日、メキシコ大統領が国民広場のバルコニーに立ってこの言葉を叫ぶのがならわしとなっている。